匠 職 人
特選商品
漆について
製作工程
インフォメーション
メッセージ
職人紹介
ドットコムブログ
New-Item
ショップ
飛騨春慶概要
うるしの話
春慶木地概要
挽木地製作工程
板木地製作工程
加工の技法工法
春慶塗行程工法
上塗り道具と様子
お問い合せ
Site Map
ゲストブック
リンク
明治、大正時代、いわば春慶塗の爛熟期は、飛騨の匠たちが精魂を傾け、
腕の冴えを競いあった時代であった。
大正から第二次大戦前の昭和初期は、木地師と塗師がマンネリズムから脱却しようと苦慮した時代であり、立体感溢れる現代の新しい作品を生み出した転換期と見ることができる。
春慶塗の美の秘密は・・木地師は“塗り”によって仕上げられる次の工程への意識が、 知らず知らずのうちに塗師に対するライバル意識となって制作意欲に燃え飛騨の匠の血と伝統を指先にこめる。
いっぽう木地に負けてはならないという塗師の意地は手に持つ刷毛に血を通わせて名器づくりに挑戦する。
つまり、春慶塗は厳しい試練に磨きぬかれ、技を競いあった木地師と塗師の“二者一体”の共同芸術であり、これが特殊漆塗器として、他の追従を許さない春慶塗の真髄であるといえます。
板を組み立て箱状にしたもの。重箱や硯(すずり)箱、大きな物では机や箪笥(たんす)などもそうです。
使われる木材の種類は多く、産地の近辺で産出する木材を使うことも多いのですが、銘木と呼ばれる杢目(もくめ)の美しい輸入材も使われます。
代表的な材は檜(ひのき)、ヒバ、杉、朴(ほお)欅(けやき)、栃(とち)桑(くわ)などです
珍しい杢目の美しさをそのまま見せる場合は、拭き漆が行われます。珍重される材は黒檀(こくたん)、紫檀(したん)、黒柿、などがあります。
江戸指物などに代表される手の込んだ指物は、板同士を組合せる継ぎ方も幾通りもあり、外観からは直線に見えてもその裏で複雑な組継ぎをしているものなどは、年月を経ても狂いのこない木材の性質を上手に利用した方法が採られています。
曲げ輪ッぱに見られる薄板の曲げ加工
板を曲げる方法は、薄板をお湯に浸けて柔らかくして所定の形状に曲げる「湯曲げ(ゆまげ)」と,鋸目を入れて,その鋸目に併せて徐々に曲げていく「引曲げ(ひきまげ)」成形する方法があります。
代表的な材は檜(ひのき)、杉、サワラで、正目で節の無い部分を用います
通常、釘で止めたりはせず桜の皮で縛る様にしてとめています
挽物木地の素材としては、主にトチが使われる。トチは変形しにくく、漆との相性がいいため、 漆製品の木地としても古くから使われてきた。天然の木の魅力は、みなそれぞれ持ち味が違うことロクロを使い、横木板を材料にして、挽き物をするのが特徴である。
挽き方は、右手に鉋の柄尻を握り、手ぶれしないように、手のひらを上に向け、右肘を右脇にしっかり固定する。左手は、鉋を行下、前後、左右自由自在に動かしやすいように握る。鉋と挽く物との角度は、曲面に合わせて、指の位置、手首、肘の方向を変えながら、状態を左右に屈伸させて挽きあげる。
職人の技と
木目を活かした技法
椹材を用い仕上げ削りの後、年輪の柔らかい木目を剥がし人工的に批目を作ります。鉋・のみ・批目小刀を使い丁寧に木目を彫り起こします。
加工法としては、へぎめ批目といわれる木目の柔らかい部分を刃物でおこした物と、かんなめ鉋目といわれる細い丸かんなでひし形などの直線文様を削りつけた物と、わりめ割目といわれる割った木目をそのまま木地として生かした物などがあります。
糸目とう木目方向に細かい線が入っている物もあります。
糸目はまず一度まっさらにしてから模様の部分を残して、他の部分を木目に沿って細かく削ります。春慶塗は、糸目は一度まっさらな状態にすることによってまた自然にもどそうとする、つまり私たち人間は何かを壊したり失ったりしてから改めてその物や自然の良さに気付くという自然をより意識した深い意味を表しています。
主として椹材を用い、特殊な鉈で割りその割目を生かします。割る箇所や材により模様は全て違ってきます。
仕上げ削りの後、特殊な鉋で模様を作り、美しいさをみさる工法です。
一枚ずつ木の木目が違うので板のどの部分に鉋で模様を施すか慎重に一枚ずつ木と対話しながら鉋を挽きます。
飛騨春慶は、透き漆を上塗りし線が美しく現れるので色んな鉋目の種類があります。